100円の絵

アルバイトのうみちゃんが、
約束の期間を終えて名古屋へ帰ってゆきました。
予備校生活、再開です。

さいごの二日間はできる限りうみちゃんのしたい事して遊ぼうと伝えて、
ほとんどずっと一緒にいました。

プリクラにカラオケ、ボーリング、美術館とガレットが評判のカフェ。
マクドナルドで二次会してそれでも名残惜しくて、
すぐそこのうみちゃん家まで、
おかしいくらい遠回りして送りました。


別れ際、
「これを100円で買ってもらえませんか?」 
そう言って差し出された油絵。
うみちゃんが描いてくれた私たち。

彼女の絵に初めて『価値』が付きました。

みんな人間ではない様だけど、
服装の再現度がすごいね。
私はぜったいにその位置でスカートを履いてるし、
せんちゃんの白衣の下を知っている人しか描けない。

千円渡したけど九百円は餞別で、
絵に払ったのは百円だよ。
伸び代はすこしでも大きいほうがいいでしょう。


どうか清々しい春を迎えられますように。

コメントを残す